団体概要
手をつなぐ育成会とは?
知的障がいのある人とその家族、そして支援者でつくる全道組織です。出発点は昭和27年東京の3人の母親によって始められた運動体ですが、北海道の初代会長に北大教授(後の北海道教育大学)城戸幡太朗氏が就いた様に、多くの教育関係者や支援者に支えられての会でした。市町村単位の育成会(親の会)は、親が中心になっている会、社会福祉協議会や学校に事務局が置かれている会など様々ですが、当事者や保護者の声を実現する組織として、大切な役割を担っています。
私たちの願いとあなたの願い
「どんな障がいがあっても、生まれ育った地域で普通に暮らしたい」それが私たちの願いです。そのためにどんな制度や支えが必要なのか…。私たちは次の世代のために声を出し続けたいと思います。仲間と手をつなぎあうことが難しくても、さしのべられた手に触れることはできます。その一歩がわが子の明るい未来につながっていくのです。
私の願いもあなたの願いも同じなのです。
名称
一般社団法人
北海道手をつなぐ育成会
- 郵便番号
- 060-0002
- 住所
- 札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2・7 4F
- 電話
- 011-251-0855
- FAX
- 011-251-0804
- doikusei@air.ocn.ne.jp
- 受付時間
-
月~金曜日
9:00~17:00
沿革
- 昭和30年8月
- 北海道精神薄弱児育成会(手をつなぐ親の会)創立
- 昭和31年
- 第1回全道大会開催(札幌市)
- 昭和40年
- 北海道精神薄弱者育成会に改称
- 昭和45年
- 第19回日本精神薄弱者育成会全国大会・第15回全道大会開催(札幌市)
- 昭和49年
- 社団法人北海道精神薄弱者育成会に改称
- 昭和50年
- 創立20周年記念・第20回全道大会開催(札幌市)
- 昭和54年
- 第28回全日本精神薄弱者育成会全国大会・第24回全道大会開催(札幌市)
- 昭和60年
- 創立30周年記念・第30回全道大会開催(千歳市)
- 平成2年
- 第39回全日本精神薄弱者育成会全国大会・第35回全道大会開催(札幌市)
- 平成5年
- 北海道精神薄弱者共同作業所連絡協議会発足
- 平成7年
- 創立40周年記念・第40回全道大会開催(旭川市)
- 平成9年
- 社団法人北海道手をつなぐ育成会に改称
- 平成11年
- 第48回全日本手をつなぐ育成会全国大会・第44回全道大会開催(札幌市)
- 平成14年
- 第4回全日本手をつなぐ育成会小規模作業所・通所授産施設全国大会(北海道大会)開催(洞爺湖温泉)
- 平成17年
- 創立50周年記念・第50回全道大会開催(滝川市)
- 平成18年
- 創立50周年記念誌「50年のあゆみ」発行
- 平成20年
- 第57回全日本手をつなぐ育成会全国大会・第53回全道大会開催(札幌市)
- 平成24年
- 一般社団法人北海道手をつなぐ育成会に改称
- 平成26年
- 第1回全国手をつなぐ育成会連合会全国育成会事業所協議会・全国研修大会開催(札幌市)
- 平成27年
- 創立60周年記念・第60回全道大会開催(北広島市)
- 平成28年
- 創立60周年記念誌「あゆみ」発行
- 平成29年
- 第4回全国手をつなぐ育成会連合会全国大会・第62回全道大会開催(札幌市)
活動内容
主な活動
~こんな活動をしています。~
各市町村の育成会と共に「豊かな地域生活」を過ごせるために活動しています。
- 生活文化教室
- 自立支援研修会
- 生活プログラム教室など
- 本人活動への支援
- 本人活動の集会・研修会
- ピアカウンセリング事業
- 「北海道知的障害児生活サポート事業」のお手伝い
- 通所事業所協議会の運営のお手伝い
こんな制度があれば(政策の提言)
「子育ての相談をしたい」「近くの学校に通わせたい」「何とか仕事をして自立できるようになって欲しい」「グループホームやケアホームが欲しい」「親亡き後に不安を残したくない」そんな願いを実現するためには、力あわせと知恵あわせの運動が必要です。そんな親たちの不安と悩みを共に話しあうところから行動を始めます。
家庭・子育ての支援
障害児を抱えた親は、その子の誕生から、目の前にいる我が子の子育ての難しさと大変さに心が安まることはありません。首の据わるのが遅い、歩くのが遅い、ことばが遅い…。幼児期の困難、学童期の悩みはつきません。手をつなぐ育成会の活動は、そんな親たちの不安と悩みを共に話し合うところから支えあいます。
権利を守る
「選挙で投票をしたい…」つい最近まで障がい者に成年後見人がつくと、障がい者の選挙権がなくなりました。私たちは「投票したい」という障がい者の思いを署名や裁判で訴えました。私たちは、障がい者の権利が守られる社会の実現を目指します。
行き届いた教育を
障がいが重たければ重いほど身近で教育を受けることができません。障がいがあるからこそ、行き届いた教育を受けさせたいのです。
「働きたい」という思いを支えます
「働きたい」という思いを実現するために、自ら事業所を立ち上げてきました。障がい者を支える職親会との協力で、就労への道も切り開いてきました。優先調達法や雇用率のアップなど障がい者の雇用促進に向けた政策も提起していました。
入会して良かったこと
児童扶養手当、療育手帳、障がい者年金、様々な福祉サービス、子どもの進路など障がいのあるわが子の自立に関する情報を知ることができます。そして、何よりもうれしいことは、困ったとき、悩んだとき、同じように困ったり悩んだりした先輩や仲間からアドバイスや共感が寄せられることです。明日への元気をもらいます。
役員名簿
会 長 | 佐藤春光 |
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副会長 |
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理 事 |
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監 査 |
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